☆ 魅力ある中庭のある家づくりへのポイント|その5
☆ 05- 狭小住宅|小ささの中にも多くの可能性を秘めています
たとえば15坪の狭小地の参考例ですが、一般的には建ぺい率は60%とすると建坪はわずか9坪となります。写真の住宅がまさにこの条件の狭小住宅です。この家はその残りの40%を空地としなければいけませんが、この10%にあたる約1.5坪ほどの面積を小さな中庭としての外部スペースを設けてみました。
この家には室内には階段を設けず中庭に面する屋外に設置しましたが、室内にEVを設けることで可能となりました。この屋外階段の裏には竹藪が借景として見えるため決して狭さを感じさせません。
このように借景を利用する方法や、小さくても中庭などの外部空間を取り込む事によって、狭いながらも変化にとんだ魅力的な家づくりは可能です。狭小地の土地探しには、可能性を発見することも大切なことです。