☆ フレキシブルな間取りによって、魅力的な中庭が生まれる。
中庭をつくる魅力とは。
市街地や都心部ではその環境にもよりますが、
限られた制約の中で光やかぜやプライバシーを守るためにはさまざまな工夫が必要です。
その中の方法のひとつとして中庭を設ける事が多いです。
それは建ぺい率という建築を建てる時の制約もありこれを有効に利用する方法です。
これは敷地にいっぱいに建てれなく空地を設ける必要があります。
この空地をうまく利用して中庭などに置き換えればとても魅力的な外の空間が生まれます。
敷地いっぱいに建物や壁で取り囲むことで外部空間を作ることです。
その外部スペースである中庭に面してリビングを配置し、
そこから大きな開口部を設けて出来るだけ開放的に作ります。
そうすることで狭さを感じずに、またプライバシーをも確保出来る場所となります。
そして、フレキシブルに開閉出来るガラス扉を設ければ、
その時の気分によって空間の変化を存分に楽しめることができます。
さまざまな都市部や市街地の環境の中で、間取りを検討していく時には、
外部空間はとても魅力的な外の部屋のひとつとなります。
狭い敷地だからといって詰め込み式の条件の悪い部屋を多く作らない事は大切なポイントだと思います。
この中庭を設けることは余白をつくることです。
気持ちの余裕、
生活のなかでの、
心のゆとりにもつながる、
魅了的でとても大切な部分となります。