通り庭と水盤を共有する

二棟が独立して配置し，それぞれの棟の間には空間があり，通り庭，中庭の緩衝帯を設けました．

北の棟がショップ．外部空間の通り庭がアプローチとなり，大通りから裏通りに通り抜け出来ます．
ショッップのスペースは二層分の大きなワンルームで，中二階がオフイスとなります．

南の棟はプライベートな空間です．北の棟との間には，通り庭とその雨水利用の水盤があります．

南の棟の住居部分のリビング・ダイニングは二層分の天井高さがあり，大開口によって南側の大きな中庭と一体化されます．
一階にはシアタールームと和室及び水回りがあり，二階が主寝室です．中二階に書斎を設け光庭やテラスと開放的に繋がります．

ショップとプライベートのスペースを分けているのが，緩衝帯である通り庭とその水盤で，これが今回のプロジェクトでの境界となります．

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