狭小地の通り土間と中庭
一階の正面木製の格子扉と裏のガラス扉を開放すれば,裏の竹藪とつながる通り土間の空間です.
その左側に見える場所がこの家の中心となる小さな中庭です.ここにこの家の唯一の階段があり,上部の家と繋がります.
一階はコンクリート造ですが,壁がないのでとても開放的です.敷地はわずか15坪の狭小地です.
この竹藪には,大阪では珍しいヒメボタルが棲んでいて,何と中庭にまで入ってきます.
中庭と竹藪の借景によって,15坪の狭小地とは思えない奥行きと開放感がある家となりました.
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